馬の脂に含まれる脂肪酸


痒い

膿皮症の原因は慢性の皮膚病や免疫の異常、栄養不足、ホルモンの病気、薬物の過剰な投与などがあります。

馬肉脂身

膿皮症でお困りの飼い主さんに朗報!馬肉の脂身がお役立てるかも

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馬の脂に含まれる脂肪酸について説明をします。馬の脂肪は飽和脂肪酸が35%、不飽和脂肪酸65%が含まれています。即ち馬の脂肪には動物の脂肪と植物や魚の脂の両方が含まれているのです。
更に不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれます。
一価不飽和脂肪酸で代表的な脂肪酸はオレイン酸があり、多価不飽和脂肪酸にはオメガ6系のリノール酸やアラキドン酸が、その他にオメガ3系のαリノレン酸、エイコサペンタエン酸がそれぞれ含まれています。
もっと驚くことに馬の脂身には不飽和脂肪酸65%の内、一価不飽和脂肪酸も多価不飽和脂肪酸も含まれています。

特に今回の膿皮症に影響を及ぼすと思われる多価不飽和脂肪酸のオメガ6とオメガ3は必須栄養素で様々な生理機能を調節するのに重要な役割を果たしています。犬の体で作り出すことができないため、それらを含む脂からしか摂取できません。

1日の摂取する目安としましてはこれまでの提言がないため定まっていませんが、小型犬で30〜50mg、中・大型犬で50〜80 mgを目安に与えてみて下さい。
※注 但し、多価不飽和脂肪酸は性質に優れている反面、不安定で非常に酸化しやすいという特徴があります。従いまして保管は必ず冷凍で行い、必要量だけ取出してお使い下さい。